上の詩句は、李白さんの「戴老(たいろう)酒店」からの引用です。
「戴老酒店」 李白
戴老黄泉下 還應醸大春
夜臺無李白 沽酒與何人
戴老は黄泉の下にて、還って応に大春を醸すべし
夜台には李白無きに、何人に沽酒を与へんや
下の詩句は、韋莊さんの「題酒家」からの引用です。
「題酒家」 韋莊
酒緑花紅客愛詩 落花春岸酒家旗
尋思避世爲逋客 不醉長醒也是癡
酒は緑にして花は紅く、客は詩を愛す、落花の春岸
酒家の旗。尋思し世を避けて逋客と為り
酔わずして長醒するは、またこれ、癡ならん
≪賛は、書道の師小川起石先生の揮毫≫