詩句は、江戸時代の増上寺住職釋梅癡さんの 「花下睡猫」です。
不追𨿸犬去昇天
留住人閒作嬾仙
恰似五勞猶病酒
藥欄風暖背花眠
鶏犬を追ひ去りて、天に昇らず
留まりて人間(じんかん)に住し嬾仙(らんせん)と作(な)る
恰(あたか)も五労に似、猶(なお)病酒のごとく
薬欄(やくらん)風暖かく花に背きて眠る。