詩句は、李商穏さんの「初食筍呈座中」からの引用です。
嫩箨香苞初出林 於陵論價重如金
皇都陸海應無數 忍剪凌雲一寸心
嫩箨(どんたく)香苞(こうほう)、初めて林を出る
陵の地で価格を論じたら
金のように貴重だろう
皇都には、陸海の珍味が
無数にあるだろう。
雲を凌ぐほどの心をもつ筍を
剪(き)ってしまうには、忍びない。
※嫩箨(若い筍の皮)香苞(香る薄皮)